賃貸マンション選びで重要な設備|快適な一人暮らしに必要なポイントとは?
賃貸マンションを探すとき、家賃や立地だけでなく「部屋の設備」が快適さを大きく左右します。設備が充実していると、日々の生活がぐっと便利になり、安心感も増します。この記事では、代表的な設備とそのメリット・注意点をまとめました。これから部屋探しをする方はぜひ参考にしてください。
バス・トイレ別
一人暮らし向けの物件ではユニットバス(お風呂とトイレが一緒)も多いですが、最近はバス・トイレ別を希望する人が増えています。
- メリット:清潔感があり、来客時にも気を遣わなくて済む。お風呂とトイレを同時に使える。
- デメリット:ユニットバスに比べて家賃がやや高い傾向。トイレットペーパーが湿気でビショビショになる場合も。トイレと同じ空間で体を洗うことに抵抗を感じる人が多い。
私の個人的な意見としては「絶対にバストイレは別」が良い。です。
デメリットが多すぎるためです。
独立洗面台
洗面台が浴室と分かれている独立洗面台も人気の設備です。
- 朝の身支度がしやすい。
- 洗面道具を収納できるため、整理整頓しやすい。
- 来客があっても浴室を見られないので安心。
築15年以内くらいの物件ではほぼ独立洗面台ですね。
女性の方はこちらの設備がついている物件を選びましょう。
無料インターネット
最近はインターネット無料物件も増えています。特に在宅ワークや動画視聴が多い人にとっては大きなメリットです。
- メリット:通信費を節約できる(年間数万円の節約になることも)。
- 注意点:回線速度や同時利用者数によって快適さが左右されるので、内覧時に確認すると安心。
現在では4割程度の物件に無料インターネットが備わっている印象です。
理想は「無料インターネットを試しに使ってみて、不満があれば自分で光回線を契約」です。
無料インターネットと一口に言っても、
・激遅で使い物にならないレベル
・時間帯によっては使えるもの
・光回線と同等のもの
といった具合にマンションが準備している回線により様々です。
注意点
・無料インターネットがついている物件で「入居者が独自に光回線を引くことは不可」と定めている物件がまれにあります。この場合、備えられている無料インターネットが激遅回線だと詰んでしまうので契約前によく確認しておきましょう。
インターホンの種類とセキュリティ
来客対応の安全性はインターホンの機能によって大きく変わります。
- 音声のみ:通話はできるが、相手の顔が見えないためセキュリティ面で不安。
- モニター付き:訪問者の顔を確認できるので安心。女性の一人暮らしには特におすすめ。
- 録画機能付き:留守中の来客を後から確認できるため、防犯意識が高い人に最適。
最低でも上記のどれかがついている物件を選びましょう。
呼び鈴のみだとドアスコープで確認するしかなくなるためです。
エアコン
一人暮らし用物件ではエアコンが標準装備かどうかを必ずチェックしましょう。特に中部屋(両隣に部屋があるタイプ)は比較的断熱性が高いですが、それでもエアコンなしでは快適に過ごせません。
私は立地や家賃等の条件がいいとある1LDKの物件を見つけましたが、エアコンが1つも付いていなかったことがあります。自分で取り付けとなるとエアコン本体代込みで10万円~となるので必ず確認しましょう。
オートロック
エントランスがオートロックになっていると、防犯性が格段に向上します。宅配業者や訪問者も一度インターホンで確認してから解錠するため、不審者が侵入しにくい仕組みです。
その他チェックしておきたい設備やルール
宅配ボックス
ネット通販をよく利用する人にとって便利な設備です。不在時でも荷物を受け取れるため、再配達の手間を減らせます。
防音性
鉄筋コンクリート(RC造)かどうかはチェックポイントです。木造や軽量鉄骨造に比べ、隣人の生活音が伝わりにくくなります。
ゴミ出しルール
24時間ゴミ出し可能かどうかも見逃せないポイントです。生活リズムが不規則な人には特に便利です。マンションの敷地内にゴミ捨て場があればたいていの場合は24時間捨てられます。
ない場合は、決められた曜日の早朝に地域のゴミ捨て場に持っていく必要があります。
キッチン設備
一口コンロか二口コンロか、ガスかIHかによって自炊のしやすさが変わります。自炊派は二口コンロ以上がおすすめです。
調理場スペースも要確認です。まな板も置けないような狭スペースだとせっかくの楽しい料理が台無しとなってしまいます。
まとめ
賃貸マンションの設備は、暮らしの快適さと安心を大きく左右します。
・バス・トイレ別、独立洗面台 → 毎日の生活を快適に
・無料インターネット → 節約&便利
・モニター付きインターホン、オートロック → 防犯性アップ
・収納、宅配ボックス、防音性 → 長く暮らす上で重要
自分のライフスタイルに合わせて必要な設備を見極めることが、満足できる物件選びの第一歩です。


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