【レビュー】除湿機は必要?私は必要。Panasonic F-YHVX120を3年使って分かったこと(後継F-YEX120Bも検討)
室内干しオンリー/鍋の湯気多め/梅雨のベタつきがニガテ──この生活なら、除湿機はもはや“必需品”だと私は思います。実際にPanasonic F-YHVX120を3年使ってきた体験を、後継機F-YEX120Bや小型機種の選択肢と合わせて正直にまとめます。
なぜ「私には必要」なのか(生活スタイルと理由)
- 洗濯物は室内干ししかしない(外干しゼロ)
- 鍋をよく食べる=湯気(湿気)を出しがち
- 梅雨や雨の日のベタつきが苦手
一人暮らしかどうかは関係なく、むしろ狭めの部屋ほど除湿の恩恵が大きいと体感しています。
方式はハイブリッド一択にした理由
私の答えはシンプルで、「一年中使うから」。季節ごとに向き不向きがあるなら、通年で安定して強い方式を選びたい派です。
方式 | 向いている季節(ざっくり) | 所感 |
---|---|---|
コンプレッサー | 主に夏 | 除湿力が高く省エネ傾向。ただし低温環境はやや苦手。 |
デシカント | 主に冬 | 低温でも除湿できるが、発熱しやすく消費電力は上がりがち。 |
ハイブリッド | 年間通して | 季節に応じて賢く動く万能型。価格は高めでも“室内干し民”には投資価値あり。 |
私が使っているのは Panasonic F-YHVX120
2022年に購入して3年使用。今でも私の住環境をしっかり整えてくれています。メーカーのナノイー系の話(「ナノイーX 48兆」など)は正直どうでもよく、重視したのは実用面でした。
- ハイブリッド方式(通年で戦える)
- 圧倒的な除湿力(室内干しの時短に直結)
- 信頼できるメーカー(長く使う家電だから)


住環境の目安(私の場合):
鉄筋マンション1LDK/玄関や水回りを除いた居室はおよそ30㎡。寝室とリビングを開け放しても余裕でカバー。ただし除湿は閉め切った空間のほうが効率が上がり、消費電力も下がるので、部屋干し時は寝室を閉めて運用=すーぐ乾きます。
使って分かった“良かった点”
- 室内干しの速乾性:タオルはすぐ乾く。厚手衣類も時短。
- 取り回し:本体の移動がラクで、干す場所に合わせて動かせる。
- 体感:部屋がベタつかず、洗濯物もカラッと仕上がる。
一点だけ注意:風の出る方向
上面ルーバーがパカっと開き、赤矢印側(背面側)へ風が出ます。つまり、乾かしたいものに“裏面”を向けて設置するのがキホン。レイアウトによっては裏側が見えやすくなるので、この点は購入前に要チェック。

F-YHVX120は既に生産終了。ただしまだ買えることも
型落ちのため生産終了ですが、通販ではおよそ5.5万円前後で見かけます(価格は変動します)。
後継機 F-YEX120B と小型の選択肢
後継のF-YEX120Bはおよそ7万円前後。大きな違いとして、消費電力が約1/3になったようです。使用頻度が高い・家族利用など稼働時間が長いなら新型を優先する価値は十分あります。
モデル | ざっくり価格帯(目安) | 向いている人 | コメント |
---|---|---|---|
F-YHVX120(旧) | 約50,000〜55,000円 | 一人暮らし/使用頻度そこそこ | 除湿力は十分。価格重視なら今でも“買い”。 |
F-YEX120B(新) | 約70,000円 | 家族利用/使用時間が長い | 省エネ面の進化が大きい印象。長期運用に◎。 |
F-YHX90B(小さめ) | (旧型相場/要確認) | 狭い部屋/洗濯物少なめ | 設置面積は実はそこまで変わらない。私は120系を推し。 |
使い方のコツ(乾きやすさ&電気代の両立)
- 部屋はできるだけ閉め切る:ドア・窓を閉めると除湿効率アップ&消費電力ダウン。
- 洗濯物の間隔を空ける:風が抜けるように。厚手は手前、薄手は奥などレイアウトを工夫。
- 風向きを合わせる:背面方向へ風が出るので“裏向き”で干し場にセット。
- フィルター掃除は定期的に:目詰まりは乾き遅れの元。月1回でも違います。
まとめ(これだけ見ればOK)
小型派へ:狭い部屋でも120系の余裕は正義。私は120推しです。
除湿機は必要?→ 私は必要。室内干し・湯気多め・梅雨のベタつき対策に必須級。
方式:私はハイブリッド一択(通年で使う前提)。
機種:コスパ重視ならF-YHVX120(旧)、省エネ重視ならF-YEX120B(新)。

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