行政書士試験は年に一度の大イベント。当日の流れを知っておくと安心して受験できます。ここでは 「行政書士試験 前日の過ごし方」「試験当日の持ち物」「会場での注意点」「問題集の持ち帰り」「回答速報の活用」 を整理しつつ、実際の体験談も交えてご紹介します。
私は3回受験し全て異なる会場でしたので、試験に関してはそこそこ経験豊富だと自負しております笑
行政書士試験 前日:過ごし方と食事
勉強はさらっと
前日は無理に詰め込まず、まとめノートを一読するくらいで十分です。新しいことに手を出すと不安が増すだけです。
食事は消化の良いものを
おすすめは うどん+卵 などの消化に優しいメニュー。お酒は控えるのが基本ですが、私の場合は普段から晩酌を欠かさないので、前日は ビールを一杯だけ飲んで就寝 しました。
行政書士試験 当日の持ち物
試験当日は忘れ物があると大きな不安につながります。必須アイテムを前日までに準備しておきましょう。
必須アイテム
- 受験票
- 鉛筆またはシャーペン(予備も)
- 消しゴム(予備も)
- アナログ腕時計(必須、スマホ不可)
- 現金・交通系ICカード
- ホッカイロ(冷え性の方)
腕時計の注意点
行政書士試験では、アナログの三針時計(秒針付き) を持っていきましょう。
- デジタル時計(例:G-SHOCK)はアラーム音などが鳴る可能性があるため避けるべきです。
- Apple Watchなどのスマートウォッチは使用禁止のケースが多いのでNG。
- 持っていない方は、ダイソーなどで500円程度のシンプルなアナログ時計を2つ持参すれば安心です。購入した後は必ず時刻合わせをしてくださいね。
- 将来行政書士としてスーツを着る予定の方は、今のうちにスーツに合うシンプルな時計を購入しておくのもおすすめです。
バッグ・上着の注意点
行政書士試験の会場は、大学の教室などで 机や座席が狭い場合が多い です。
- 大きなバッグは避け、コンパクトなバッグ に必要最低限の荷物を入れていくのがおすすめ。
- かさばるものは置き場所に困るため、インナーを重ねて上着は軽く羽織れるものや折りたためるもの にしておくと安心です。
あると安心なもの
- 上着(冷暖房対策に、なるべくかさばらないもの)
私はインナーダウンを持っていきました。ひざ掛けは試験官に許可をもらえれば使用可です。 - 軽食(チョコレート・ゼリー飲料など糖分補給できるもの)
- まとめノート(直前確認用、持ちすぎ注意)
- ハンカチ・ティッシュ
- 常備薬(鼻炎薬、頭痛薬、目薬など)
私は絆創膏も一応持っていきました!
行政書士試験 当日:会場に向かうまで
朝の過ごし方
試験は昼から始まりますが、私は いつもより早めの7時に起床。
そこからまとめノートとケータイ六法を少し見直し、ゆっくり準備しました。
会場へ向かう前に
- 自宅近くのコンビニでチョコレートなど軽食を購入 ※会場周辺のコンビニは大混雑します!余裕がある方は事前にスーパーなんかで買っておきましょう。
- 電車は非常に混雑するので余裕を持って移動 我先にと電車に乗り込む方に関わらない方がいいです。譲りましょう。どうせ落ちますそんな人は。
- 駅から会場までは距離があることも多いので、歩きやすい靴と楽な服装 がベスト
服装について:スーツで来ている人もいましたが、私はおすすめしません。試験の合否には関係しないので、できるだけリラックスできる服装で臨みましょう。
私はスニーカー デニム パーカー キャップ でした。
会場に入ってからの段取りと雰囲気と注意点
まずは段取りから
なにごとも段取りが大切です。落ち着いた気持ちで試験をスタートさせるのが非常に大切。
甘いものを食べたい コーヒー飲みたい タバコ吸いたい 5分でも勉強したい 友人・家族にLINEしたい
落ち着く行動は人それぞれです。絶対にそれらは会場入りした後の行動に組み込みましょう。
私のパターンはこれです↓
まずは自分が受ける部屋(会場)をチェック&貴重品以外の荷物を置く→トイレ行く→外のテラス的なとこでおにぎり食べてチョコ食べる→コーヒー飲みながらまとめノート見る→トイレ行く→自分の席に座る
これです。
数時間拘束されるので、やりたいことを一気にやります。
トイレの混雑とタイミング
会場に入ると、まず トイレが大混雑 します。特に 試験開始の5〜10分前がピーク。
逆に、開始前5分を切ったあたりでサッと行くと意外と空いているので、タイミングを工夫するのがおすすめです。
私は試験前と試験中の後半に一回行きました。
周囲の方、落ち着かなくてすみませんでした。
直前の様子
受験生は思い思いに参考書やまとめノートを広げ、直前まで集中して勉強しています。
私は入口で予備校からもらったパンフレットと行政書士受験生のオープンチャットを眺めつつ、試験開始まで過ごしました。
幅広い年代が受験
行政書士試験は、10代・20代の若い方から、60代・70代のベテランまで、非常に幅広い年代の受験生が集まります。
雰囲気に飲まれない
宅建試験は会社から「取れ」と言われて仕方なく来ている人も多く、比較的ガヤガヤした雰囲気があります。
しかし行政書士試験は違います。みんな本気で挑んでいるため、会場は非常に緊張感が高いです。その雰囲気に飲まれてしまい、必要以上に焦らないよう注意しましょう。
初めて受験したときは丸飲みにされました。
行政書士試験中:注意点と問題集の持ち帰り
時間配分の目安
- 法令科目(五肢択一・多肢選択):約120分
- 記述式:30〜40分
- 一般知識:30分
記述は必ず埋める
白紙は避けましょう。キーワードだけでも書けば部分点が狙えます。
問題集は必ず持ち帰る
行政書士試験では 問題冊子を持ち帰ることができます。受験番号のシールを貼って忘れずに持ち帰りましょう。
私は最後まで時間を使い切って解答し、問題集をしっかり持ち帰りました。
行政書士試験後:回答速報と帰り道の注意点
試験後は疲労感が強いですが、当日の夜には大手予備校が「行政書士試験 回答速報」 を公開します。
私の場合は、帰りにスーパーへ寄って 好きな食べ物とビールを大量に買い込み、夜はゆっくり飲みながら回答速報をチェックしました。
帰り道の混雑
会場付近の道路や駅も大混雑します。他の受験生と一斉に帰ると大変なので、少し時間をずらすのがおすすめ。
会場内で15〜30分ほど時間をつぶしてから帰ると、人混みを避けてゆったり帰れます。
体験談エピソード
緊張から解放されたのか、帰宅途中で一気に緊張感が抜け、反動で少し吐き気を覚えるほどでした。試験の重圧はそれだけ大きいものだと実感しました。
また、試験会場で見た 行政書士試験の試験官がバシッとスーツに金バッジをつけている姿 がとても印象的で、「いつか自分もあの立場に立てるようになりたい」と羨ましく感じたのを覚えています。
まとめ
- 行政書士試験前日は「消化の良い食事」と「軽めの復習」
- 当日の持ち物は 受験票・筆記用具・アナログ時計・ICカード・軽食・まとめノート
- 時計は アナログ三針必須、デジタルやスマートウォッチは避ける
- バッグは 大きすぎないもの、上着もかさばらないもの がベスト
- 当日の朝は早めに起きて余裕を持った行動を
- 会場に入るとトイレは大混雑 → 閉め切り5分前までを避けて直前に行くのも裏技
- 会場は静かで緊張感が漂う、雰囲気に飲まれないように注意
- 問題集は受験番号シールを貼って必ず持ち帰る
- 試験後は予備校の回答速報で答え合わせ
- 帰り道も混雑するため、時間をずらして帰るのがおすすめ
- 試験監督官の「金バッジ姿」は大きなモチベーションになる
さぁ、年に一回の試験です。悔いのないように張り切っていきましょう!


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