【内見チェックリスト】賃貸で失敗しないための見落としがちなポイント12選

賃貸部屋

賃貸マンション契約前の内見チェックポイント|快適な暮らしのために確認すべきこと

賃貸マンションを契約する前には、必ず「内見(内覧)」をして実際の物件を自分の目で確認することが大切です。写真や図面だけでは分からない部分にこそ、快適に暮らせるかどうかのヒントが隠れています。この記事では、内見時にチェックしておきたいポイントを整理しました。

部屋の中のチェック

匂い

内見時に意外と見落としがちなのが部屋の匂いです。カビ臭や排水溝の臭いがしないか確認しましょう。長年使われていない部屋は湿気で独特の匂いが残っている場合もあります。

日当たり・風通し

日中の時間帯に訪れることで、日当たりや風通しの良さをチェックできます。特に南向きかどうか、窓の位置や周囲の建物による影響も確認ポイントです。

設備の状態

エアコン、給湯器、コンロ、インターホンなどの設備がきちんと動作するかを確認しましょう。特にエアコンは製造年数をチェックするのが重要です。古いエアコンは電気代が高くついたり、故障リスクが高くなります。

コンセントの数と位置

コンセントの位置や数は、家具や家電のレイアウトに直結します。延長コードで対応できる部分もありますが、日常生活の快適さを大きく左右するため必ず確認しましょう。

不具合や修繕の確認

壁の傷や設備の不具合があった場合、それが入居前に修繕されるのかを必ず確認しましょう。もし修繕されないと説明された場合でも、交渉して修繕をお願いできるケースもあります。後から「最初から壊れていたのか、自分で壊したのか」とトラブルにならないよう、事前に確認することが大切です。

照明の有無

部屋に照明器具が備え付けられているかも確認しましょう。賃貸物件では照明が付いていない場合も多く、入居者自身で準備が必要になることがあります。
既に照明器具を持っている等で不要な場合も、備え付けのものは強制で設置されます。
入居後に取り外して交換、入居中は保管しておき退去時に改めて取り付ける必要があります。

物件情報との相違

内見時には、事前に見ていた募集情報や図面と違う点がないかも確認しておきましょう。畳数や設備の有無、ウォシュレットの有無など、情報と異なる部分があれば契約前に必ず確認し、必要なら修正や説明を求めましょう。

共用部分のチェック

エントランスの状況

エントランスはそのマンション全体の「顔」です。郵便受けが乱雑になっていないか、掲示板が更新されているかを見れば管理状況が分かります。清掃が行き届いていれば安心感につながります。

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場の管理状況は物件の生活環境を大きく左右します。分別が守られているか、清掃がされているか、臭いが強くないかを確認しましょう。管理がずさんな物件はトラブルのもとになりやすいです。よくあるのが「粗大ごみが不法投棄されてそのまま」という状況です。このような物件は管理会社の意識が非常に低いため、騒音トラブル時や設備不具合時の対応も非常に悪いです。

駐輪場

駐輪場が整理されているか、放置自転車がないかを見ておきましょう。きちんと区画が決まっている物件は住民のマナーや管理体制が良好であることが多いです。

駐車場

車を持つ人にとっては駐車場のチェックは必須です。単に空きがあるかだけでなく、以下の点も確認しましょう。

  • 駐車場の出入り口の道路が一方通行かどうか。
  • 前面道路の幅が狭すぎないか。
  • 駐車場にたどり着くまでの道のりが走行しやすいか。
  • 駐車スペースの広さや、実際に停めやすいかどうか。

建物全体のチェック

清掃チェックリストを確認

共用部分が清潔に保たれているかどうかは大切なポイントです。廊下や階段、エレベーター内にゴミや埃が溜まっていないかを確認しましょう。物件によっては、エレベーター前に清掃チェックリストが掲示されている場合が多いです。清掃は週1回なのか週2回なのか、頻度を確認すると管理体制の良し悪しが見えてきます。ちなみに週1回でも週2回でも管理費にさほど影響はありません。

騒音や住民のマナー

実際に共用部分を歩いてみると、住民の生活マナーが見えてきます。放置されたゴミや騒音の有無など、暮らしやすさに直結する部分を観察しましょう。

周辺環境のチェック

内見時には建物内だけでなく、周辺の環境も大切です。駅やスーパーからの道のり、夜間の明るさ、交通量などを実際に歩いて確認してみましょう。昼と夜で雰囲気が変わることもあるため、可能であれば時間帯を変えて訪れるのがおすすめです。

まとめ

賃貸マンションの内見では、部屋の広さや設備だけでなく、匂いや清掃状況、ゴミ捨て場や駐輪場の管理、駐車場の使いやすさ、エアコンの製造年数やコンセントの位置など細かい部分までチェックすることが大切です。不具合がある場合は入居前に修繕されるかどうかを確認し、必要なら修繕をお願いしましょう。また、照明器具の有無や物件情報との相違点も見逃せません。

実際に自分が生活するイメージを持ちながら確認することで、入居後の後悔を防ぐことができます。内見時には気になる点をメモして、しっかり比較検討しましょう。

この記事を書いた人
いのうえ

福岡市内在住
福岡生まれ福岡育ち
2013~2023の間は転勤で福岡を離れていた
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なにかする時や買うときはめっちゃ調べる。

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