はじめに
行政書士試験は「独学でも合格できる資格」と言われますが、年間1000時間前後の勉強が必要とも言われています。
私自身も独学をベースに勉強を進めましたが、最初は失敗ばかりでした。
この記事では、私が実際に経験した失敗例と、それを克服するために取り入れて効果があった**勉強法(ノート術・スマホ活用・過去問演習)**をご紹介します。
最初の失敗:過去問を後回しにした
独学で勉強を始めた頃、私はテキスト学習にばかり時間を使っていました。
その結果、学習開始から4か月後に初めて受験した試験では、テキストは終えていたのに過去問をほとんど解いていませんでした。
正しい学習サイクル
もし過去に戻れるなら、私は間違いなく以下の流れで進めます。
- 過去問 → テキスト → 過去問
- 模試や練習問題 → テキスト → 過去問
「インプット<アウトプット」
この学習サイクルが一番効率的だと実感しました。
効果的だった勉強法① 暗号ノート
「ノートは不要派」と「ノート必須派」に分かれますが、私はその中間を取りました。
暗号ノートのポイント
- 学習初期には作らない
- 覚えにくい部分だけを抜き出して書く
- 自分の言葉で暗号のように書く
- 覚えた部分は塗りつぶしてOK
実際の例
- 申請 → 法令に基づく/何らかの利益/諾否の応答
- 不利益処分 → 法令に基づく/直接に義務権利制限/事実行為除く
- 情報提供 → 求められたら。努力。全部努力。

第三者が見れば暗号のようなノートですが、自分にとっては十分。
この方法を3年目から取り入れたところ、択一式の正答率が一気に伸びました。
効果的だった勉強法② スマホ活用
私は勉強中もついスマホを触ってしまうタイプでした。
合格道場の活用
そんな中で活用したのが「行政書士試験!合格道場」というサイトです。
- 無料版でも十分使える
- 有料版に課金するとさらに便利
スマホのホーム画面に追加しておくと、無意識にスマホを開いても勉強が始まる環境を作れます。
休憩時間や移動中でも片手で問題演習ができ、自然と勉強時間を積み重ねられました。
まとめ:失敗から得た教訓
行政書士試験の独学は、最初は失敗だらけでした。
- 過去問を軽視して惨敗
- 暗号ノートで知識を整理
- スマホを勉強ツールに変換
この3つを実践したことで、ようやく合格レベルに届く学力をつけることができました。
独学で挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてください。
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